2011年1月25日火曜日

40億円チームの作り方・動かし方


今回は、WAPセミナーで網倉講師がお話しした内容を抜粋してレポート形式でお届けしたいと想います。エリック網倉の演題は、「40億円チームの作り方・動かし方」でした。主に社員の方向けのメッセージとなっています。


現在、オーナーの平が経営する会社は8つあり、グループ全体で40億円を売り上げています。では、どうして経営者一人で8つもの会社を運営できるのか?その理由は、社員一人ひとりが経営者マインドを持った「サラリーマン経営者」だからとエリックは言います。

サラリーマン経営者になると以下のような良いことがあります。

・経営者の考えが分かり、意を汲んだ提案ができる     
・経営者の顔色を伺う必要がなくなる           
・自分に裁量が与えられるようになり、仕事が面白くなる 

では、どうすれな「サラリーマン経営者」になれるのか?そのためには、まず、経営者と社員の考え方の大きな違い(エリックはこの違いを“天の川”と言っています)を理解する必要があります。

その根本的な違いは3つあります。

1.お金に関する根本的な違い     
2.責任に関する根本的な考えの違い  
3.リスクに関する根本的な考えの違い 


1.お金に関する根本的な違い

経営者と社員の間にあるお金に関する違いとは、なんでしょうか?経営者はケチ。社員は貧乏・・・。ここで述べているのは、そういった違いではありません。経営者と社員の根本的な立ち位置の違いについて述べています。

それは、経営者はお金を払う側であり、社員はお金をもらう側であるということです。言い換えると、社員と経営者は、店の店員とお客様くらい違う立場にあるのです。


2.責任に関する根本的な考えの違い

オーナー(経営者)は万が一の際、最終的には全ての責任を取ります。倒産すれば持ち家も銀行に持って行かれます。その代わりとして、オーナーは普段、基本的に自由でいられます。

社員は会社によって自由を制限されている面もありますが、いざとなれば会社に守ってもらうことが出来ます。社員が謝ってすまなければ、経営者が出てきてなんとか解決してくれます。また、社員はとんでもない事態を招いてしまったとしても、いざとなれば会社を辞めれば全てが済んでしまうのです。


3.リスクに関する根本的な考えの違い

2で述べましたが、全てのリスクを取らなければならないのが経営者なのです。反面、それを取りたくても取れないのが社員なのです。

経営者は仕事を一生懸命頑張ります。なぜなら、失敗の結果を自分がすべて負わなければならないからです。その結果、経営者の能力はどんどん向上します。経営者の人生は、「壁にぶつかってはそれを乗り越えていく」の繰り返しなのです。

逆に社員は、会社におんぶしてもらうことが出来ます。しかし、これは非常に困ったことです。なぜなら、若手の間、給料が順調に増えていく社員は、自分の能力のなさに気づくのが、30代後半や40代になってしまうからです。

もしそこで会社が倒産してしまえばどうなるでしょう。中途採用してもらったときに、今までと同じだけの給料はもらえるでしょうか。もらえる自信のない人は、今の給料が自分の能力と比べて、もらい過ぎているのではないでしょうか。

つまり、経営者は常にそれだけ厳しい世界で日々の仕事をしているのです。

以上、3つの違い、お金・責任・リスクをご紹介しました。

講演では、以上の理解を更に深めて、社員がどうすれば経営者マインドをもって、経営者と対等な立場で仕事をこなし、自分の力が発揮していけばいいのかについて説明しています。

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