2011年3月24日木曜日

稼がない社員に払いたくない方へ

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今日は経営者の悩みである
「社員が指示した通りに動いてくれない」
という悩みに答えていきたいと思います。

・今、会社のメンバーがバラバラだ
・会社の方向性を決めるための会議の必要性を感じている
・自分はこうしたいけれど、周りがついてきてくれない

と感じている方は、
最後までお読みいただけると幸いです。

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ある現場監督をやられている
40代の男性社員がいました。

その方は今まで自分の仕事内容には
自信を持っていて、社長からこうして欲しいと
話を振られても、気づいていないふりをして、
変わることを拒否してきたそうです。

しかし、あることがきっかけで、
自分はそうでははいけないと、

チームのために、会社のためにやれることが
あるんじゃないかと、考えを改め、
今まで手をつけていなかったことにチャレンジするようになりました。

この会社の経営者いわく、劇的な変化だそうです。

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社員が思ったように働いてくれない
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今、あなたがこのように感じているとしたら、
経営者としてのあなたの主張は
以下のようなものではないでしょうか?

「業績が上がらないのは社員の能力や意識の問題だ」

社員がもう少し頑張ってくれれば・・・
有能な社員がいれば・・・
どうしたら社員が変わるだろう?

このように思ってはいないでしょうか。

反対に社員は以下のように考えています。

仕事が上手くいかないのは、
実力を発揮できないのは、
会社のシステムや文化の問題だ。

つまり、会社に問題があるから
実力を発揮できないと思っています。

しかし、このような主張を続けていても、
会社の業績はあがっていきません。

そこで、まずはお互いの立場の違いを
整理してみる必要があります。

●経営者は・・・
決まった期日に、ほぼ決まった金額の
給料を振込む義務があります。

売上が上がったとか、利益が出なかったとか、
社員が致命的なミスをしたとか、まったくお構いなしです。

●社員は・・・
決まった期日に、ほぼ決まった金額の
給料を振り込んでもらえます。
成績に関係なく給料はもらえると思っています。

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社員を雇う意味
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会社を円滑に運営するには、
一人でできることに限界があります。

そのために社員を雇います。

つまり、社員の役割は、自分の能力を仕事を通じて、
お金や利益を生み出すことなのです。

しかし、問題があります。

給料の支払いは会社の利益に関係なく、
必要になるからです。

売上が上がらなくても、利益がでなくても、
給料は支払う義務があるのです。

そして、自分の給料分を稼げる社員と、
稼げない社員がいるのも事実です。

「稼がない社員には給料を払いたくない・・」

これが本音ではないでしょうか?

稼げない分は会社の持ち出しです。
資金繰りが悪ければ、社長の給料を減らして渡すしかありません。

だから、自分の給料分を稼げないなら、
指示に従って一所懸命やってくれ・・・

こう思ってしまうのも無理はありません。

しかし、これではいつまで立っても、
社員との関係は平行線です。

では、どうすればいいのか?

まずは、ある現場監督をやられている
40代の男性社員の変化を見てみてください。

「ある40代男性社員の現場監督の変化」
http://improbic-wap.blogspot.com/2011/03/daily-mail-daily-mail-daily-mail-daily.html

お役に立てれば幸いです。


インプロビック
社内活性化事務局
池之上 健

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